パラポネラの猛毒を使った儀式が痛々しすぎる【動画あり】

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Wikipediaより引用

蟻は多くの種類が存在することが有名で、世界全体では1万種以上、日本だけでも280種を超える蟻が生息していると言われています。

その1万種を超える種の中で最強の蟻と呼ばれ、強靭な顎と猛毒がを持つ針があり、現地の人からは猛毒を持つあのサソリよりも危険と恐れられる蟻が存在します。

その蟻の名は・・・「パラポネラ」

人気漫画テラフォーマーズではミッシェル・K・デイヴスがパラポネラの能力を先天的に持っています

漫画テラフォーマーズより引用

バグズ2号の艦長でミッシェルの父であるドナテロ・K・デイヴスからの遺伝によって能力が受け継がれたと言われています。

マーズランキングは5位にランクインし、アネックス1号では副艦長を務めている人気キャラですね。

今回は最強の蟻と呼ばれる、パラポネラの生態や猛毒を使った危険な儀式について紹介していきたいと思います。

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パラポネラの生態

ハチ目・アリ科・サシハリアリ亜科・サシハリアリ属・サシハリアリ種に分類されます

パラポネラは学名からきた呼び方で、正式な和名は「サシハリアリ」です。

また、刺された場合に銃で撃たれたかのような痛みを感じるため通称で「弾丸アリ」や、24時間ぐらい痛みが続くことから「24時間アリ」とも呼ばれています。

ニカアグラからパラグアイらへんの中央アメリカから南アメリカの、湿潤な場所を好み低地多雨林に生息しています。

体長は1.8cm~3cmになり、日本の中で最大の蟻と呼ばれているクロオオアリが1.5cmほどですから、その2倍ということですね!

3cmって大きすぎませんか!?思わず定規を持ってきて3cmの確認をしてしまいましたが、やはり大きいですね!そんな蟻が日頃からぞろぞろいたら怖くてしょうがないですよ。日本にいなくてよかった。。。

他の種類の蟻や蜂は女王のほうが体長が大きいのが一般的ですが、パラポネラの場合は女王蟻と働きアリの大きさがあまりかわらないそうです。

肉食性で甘露や小型節足動物を主食としています。

甘露とはアブラムシとかカイガラムシとかが、樹液を吸った時の過剰な糖分を排泄したものです。日本でも樹をよーくみるとアブラムシと蟻がおんなじとこで群がってたりしますよね。あれも蟻がアブラムシから甘露を貰っているのでしょう。

巣は樹の根元に作られ数百匹~数千匹から構成され、地上では活動をあまりしません。捕食も樹に登って行うようです。

他の蟻のほとんどが集団で行動するのに対し、パラポネラは単独で行動します。単独でも強い力があるので、集団での行動をする必要性がないのでしょうかね。

猛毒の針

パラポネラの毒はペプチド系のポネラトキシンという神経毒で刺されると壮絶な痛みに襲われます。

まるで銃に撃たれたかのような痛みで、蟻と蜂の中でも最大級の痛みをもたらし、患部は赤く腫れあがり熱を持ち24時間ぐらいの間症状は治まらないそう。

また、巣に人間などの動物が近づくと、奇声を上げながら木から落ちて襲い掛かり攻撃するそうです。

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パラポネラを使った儀式

南米の先住民族のフ―ベイ族の間ではパラポネラを儀式に使用します。

儀式とは成人になるための通過儀礼で、まず森で大量のパラポネラを捕獲して集落に持って帰ります。

パラポネラが持つ神経毒を緩和させる効果を持つ薬がその集落にはあり、その薬に持ち帰った大量のパラポネラを浸します。

その薬に浸し毒が弱った何百匹にも及ぶパラポネラを草で編んだグローブのようなものに移すと儀式の準備は完了です。

もう何をするかは察したと思いますが、予想通りそのグローブに両手を突っ込みます。当然、中にいるパラポネラはその手に次から次へと攻撃します。

うわー。絶対痛いでしょうね(笑)

しかも、グローブからすぐに抜いてはだめで、しばらく激痛と戦わなければなりません。

さらに、この儀式を成人になるまでに20回繰り返すそうです。あー、この民族に生まれなくてよかった(笑)

この過酷な儀式に海外のTV番組?で、男性がチャレンジしています。その動画がこちら↓

数秒しか入れてないのに手の震えが止まらないほど痛がってますね。これを成人するために20回するなんて想像がつきませんね。

ちなみに、ダンスも儀式の一貫なんで刺された後は痛みに耐えて踊らなければなりません。速く治療してあげてー!って思っちゃいます。。。

まとめ

猛毒を持つ蟻パラポネラ、恐ろしいですね。

去年、ヒアリが日本に誤って侵入を許してしまい、騒動になりましたね。

ヒアリも日本での生息を許してしまうと、猛毒をもっていて人に危険を及ぼす上に、日本に元から住んでいる在来種にも影響を与え生態系を壊してしまうと言われています。

もし、パラポネラが日本に侵入し広がってしまったら、なんてことを考えると怖いですね。

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