酒居知史【ロッテ】の球種ごとのデータを紹介!年俸は?

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ロッテ公式サイトより引用

ロッテの次世代エース候補のひとり酒居知史選手!

ロッテは若手のピッチャーが不足していた時期があったのですが、ここ数年のドラフトで獲得した選手が実力をつけて活躍し始めてますよね!

その若手投手の陣の中でも私がもっとも注目していて、チームを代表するような投手になると踏んでいるのがこの酒居選手です。

社会人卒のピッチャーとあってすべての要素でレベルが一定以上にあり、欠点らしい欠点が見当たらない投手です。

今回は酒居投手の経歴や成績を紹介し、データからピッチングの長所なんかを探っていきたいと思います。

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酒居選手のプロフィール

名前:酒居知史(さかいともひと)

生年月日:1993年1月2日

年齢:25歳

身長:178cm

体重:80kg

出身地:大阪府牧方市

出身高校:龍谷大学付属平安高等学校

ポジション:投手

ドラフト:2016年ドラフト2位

年俸:2250万(2018年)

右投げ右打ち

身長は178cmに80kgと平均的なバランスのいい体格をしてますね。投手としては若干低めなのかな?

2016年のドラフト2位と言うことで、このときのドラフト1位は佐々木投手で1,2位と即戦力投手を指名したんですね。

プロ入り前の経歴

中学時代は地元の硬式野球チームの牧方シニアでプレーしていました。

高校は京都の強豪校の龍谷大学付属平安高等学校に入学し、2年生のときに甲子園へ進むも1回戦で敗退し酒居投手が登板することはなかったそうです。

大学は阪神大学リーグに所属する大阪体育大学に進学します。

大阪体育大学のOBには巨人の上原選手と村田透選手、オリックスの松葉選手などがいます。

大学4年間のリーグ戦で15勝を上げ、3年秋から三季連続で最優秀投手を獲得する活躍を見せました。

卒業後は社会人野球の大阪ガスで加入しました。大阪ガスと言うことは松永選手の後輩ということですね。

社会人1年目から都市対抗で「久慈賞」と最優秀新人賞にあたる「若獅子賞」を獲得する活躍をします。この大活躍で一躍来年のドラフトの社会人投手の目玉ともいわれるようになりました。

2年目はフォームを改良したことからくる腰痛で1年目ほどの成績は残せなかったもののプロからの評価は変わらず高く、ドラフトではロッテから2位指名を受けて入団することになりました。

契約金は8000万の年俸は1500万で背番号は「23」となりました。

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プロ入り後の経歴

 2017

開幕1軍は逃すが4月終盤に中継ぎでプロ初登板をし2回1失点という結果になる。

五月には降格するも、8月に昇格しプロ初先発で8回1失点と結果を残し、それからはシーズン終了まで先発ローテーションに定着し、9先発で5勝に2完投とエース級の働きをしました

1軍 19試合 9先発 74.2投球回 5勝1敗 被安打75 被本塁打11 与四死球23 奪三振48 完投2 完封0 防御率3.13

2軍 13試合 65投球回 4勝3敗 被安打39 被本塁打5 与四死球19 奪三振69 完投0 完封0 防御率2.35

 2018

開幕ローテの座を勝ち取るも不安定な投球が続き4月終盤で2軍に降格。6月に再昇格し現在までに2回先発しました。(6月24日まで)

1軍の成績もそうですが2軍の成績まで昨年と比べて大きく下げてしまってますね。2年目のジンクスってやつでしょうか。。。

1軍 7試合 7先発 37.2投球回 1勝2敗 被安打44 被本塁打7  与四死球17 奪三振16 完投0 完封0 防御率6.45

2軍 5試合 26投球回 1勝3敗 被安打28 被本塁打2 与四死球8 奪三振26 完投0 完封0 防御率4.15

酒居投手を投球データから分析!

これは酒居選手の2017年の投球データです。(データ出典:データで楽しむプロ野球)

 割合奪三振空振り率被打率被本塁打
ストレート52.85%185.86%.3048
スライダー18.35%69.78%.3163
フォーク21.21%2216.92%.1350
カーブ7.59%25.38%.3330

このデータから酒居選手の投球スタイルを探っていくと、防御率の割にはストレートとスライダーとカーブの被打率が3割超えとやや高いですね。ランナーをためてもそこから粘りのピッチングで得点を許していないということでしょう。

試合を見ていてもピンチになるとギアを上げるというか、よりピッチングに気迫がこもってくるのが感じられる時がありますよね!ストレートの最速は150kmです

それと、フォークの被打率がなかなかいいですね。決め球として機能しているということでしょう。

投球動画

これは酒居選手のプロ初先発の時の映像です。

まず、ストレートがとてもいいですね!球速は150kmに届かない程度ですが、低めコーナーへのコントロールが抜群ですし、角度はあまりありませんがボールが地面を這っていくようなノビがあります。バッターからしたら低めに外れてると思ったボールがストライクを取られてしまう感じになるでしょう。

00:26からのアマダ―選手の打席は惚れ惚れするピッチングですよねー。外角低めいっぱいに完璧なコントロールのストレート2球で追い込んで、2ストライクからのフォークで空振り三振。

スライダーではファールを奪うことが出来てますし、追い込んでからの決め球にも使える万能さがありますね。

まとめ

ロッテの日本人先発陣の現状は涌井選手・石川選手のダブルエースという形でそれに続くような投手がいません。

涌井選手の活躍にも最近は陰りが見えてきましたし、順位で上を目指していくには新たなエース級の活躍をしてくれるピッチャーが必要不可欠です。

ロッテには少ないストレートでどんどん押していけるピッチャーなので、なんとか1年目の後半の投球を完全に取り戻して、若手を代表してチームを引っ張っていけるような活躍を期待したいです。

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