ドミンゲス【ロッテ】のメジャー成績・コース別打率も紹介

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Wikipediaより引用

ロッテは年末の12月14日に助っ人補強の第1弾として、ボルシンガー投手オルモス投手を獲得しました。

助っ人補強第1弾のを発表した当初は、第2弾の補強も年内のうちにと言ってファンを期待させときながら延びに延び、新たな年が始まった数日後の2018年1月10日にロッテは第2弾の補強としてマット・ドミンゲス選手の獲得を発表しました。

年末からドミンゲス選手の名前は出ていましたので、ファンとしてはある程度予想がついていましたね。

昨年はパラデスとダフィーのコンビがキャラの方は別として、成績は期待以上の働きを見ることができませんでした。(オープン戦以外)

国産長距離砲が現段階では期待できないので、今年こそは助っ人外国人に中軸に固定できる働きをしてもらいたいとこです。

そんな期待がかかっているマット・ドミンゲス選手を、今回はメジャーでの成績・データを元に掘り下げ紹介していきたいと思います。

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ドミンゲス選手のプロフィール

本名:マシュー・スコット・ドミンゲス(Matthew Scott Dominguez)

生年月日:1989年8月28日

年齢:28歳

身長:188cm

体重:99㎏

国籍:アメリカ合衆国

出身地:カリフォルニア州ロサンゼルス郡ロサンゼルス市バン・ナイズ

ポジション:内野手(主にサード)

右投げ右打ち

出身地がオルモス選手とおんなじとこですね! 自分も書いていて初めて気づきましたw バン・ナイズ?なんか聞き覚えがあるな・・・ってw

バン・ナイズの人口は14万人ほどありますが、偶然なのかな?

ポジションは主にサードを守り、守備評価は高いようです。

推定年俸は約9000万

ドミンゲス選手のアメリカでの成績を紹介

2007年 

MLBドラフトでフロリダ・マーリンズからドラフト1巡目で指名されます。全体でも12番目の指名となり、かなり上位での指名です。

高卒で三塁手のドラフト1位ですので、ロッテに今シーズンから加入する安田選手と被りますね。当時のドミンゲス選手に対する期待は高かったでしょう。

あと、2017年にマーリンズに所属してホームラン王を取った、ジャンカルロ・スタントン選手は、同年のドラフトでマーリンズから2位指名されてますから、単純に考えればドラフト時はスタントン選手よりドミンゲス選手の方が評価が高かったということになります。

Rk級 5試合 20打数 2安打 0本塁打 1四球 2三振 0盗塁 打率.100

A-級 10試合 37打数 7安打 1本塁打 1四球 12三振 0盗塁 打率.189

2008年

A級で3割近い打率と18本のホームランを放ちました。

ちなみに、スタントン選手もA級でプレーし、39本を放っています。やっぱスタントンはバケモンですね・。・;

A級 88試合 345打数 102安打 18本塁打 28四球 68三振 0盗塁 打率.296

2009年

成績は振るわなかったものの、順調に昇格しAA級でプレーもしました。

A+級 103試合 381打数 100安打 11本塁打 38四球 68三振 1盗塁 打率.262

AA級 31試合 97打数 18安打 2本塁打 14四球 24三振 0盗塁 打率.186

2010年

AA級に1年間定着することに成功し、14本のホームランを放ちました。

AA級 138試合 504打数 127安打 14本塁打 56四球 96三振 0盗塁 打率.252

2011年

昨年までAA級まででプレーしていましたが、この年でAAA級とメジャーに昇格することに成功しました。

9月6日のニューヨーク・メッツ戦で代打でメジャーデビュー

A+級 4試合 18打数 3安打 0本塁打 1四球 3三振 0盗塁 打率.167

AA級 4試合 15打数 2安打 0本塁打 3四球 2三振 0盗塁 打率.133

AAA級 87試合 325打数 84安打 12本塁打 55打点 24四球 50三振 0盗塁 打率.258 出塁率.312 長打率.431 OPS.743

メジャー 17試合 45打数 11安打 0本塁打 2打点 2四球 8三振 0盗塁 打率.244 出塁率.292 長打率.333 OPS.625

2012年

7月4日にトレードでヒューストン・アストロズに移籍することになりました。

8月31日のメジャー初本塁打を含む、5本塁打をメジャーで記録しました

AAA級 123試合 447打数 115安打 9本塁打 69打点 34四球 52三振 0盗塁 打率.257 出塁率.311 長打率.371 OPS.682

メジャー 31試合 109打数 31安打 5本塁打 16打点 4四球 17三振 0盗塁 打率.284 出塁率.310 長打率.477 OPS.787

2013年

三塁でレギュラーを獲得し、1年間メジャーでプレーする。

キャリアハイとなる21本塁打を放つが、出塁率はリーグワースト2位でした。

守備では守備防御率+8を記録するが、失策はリーグワーストの16失策を犯してしまう。

ちなみに、この年にダルビッシュ選手から1試合に2ホーマーを記録しています。日本人選手から打ててるのは好材料ですね!

メジャー 152試合 543打数 131安打 21本塁打 77打点 30四球 96三振 0盗塁 打率.241 出塁率.286 長打率.403 OPS.690

2014年

マイナー落ちはしなかったが、打率・本塁打ともに昨年より落としてしまいました。

メジャー 157試合 564打数 121安打 16本塁打 57打点 29四球 125三振 0盗塁 打率.215 出塁率.256 長打率.330 OPS.586

2015年

AAA級での成績が振るわず、1度もメジャーに昇格できませんでした。

9月6日にウェイバー公示でトロント・ブルージェイズへ移籍しました。

AAA級 117試合 442打数 119安打 10本塁打 56打点 19四球 65三振 0盗塁 打率.269 出塁率.310 長打率.410 OPS.720

2016年

9月2日にDFAとなり、40人枠を外れてAAA級に配属されました。

11月7日にFAとなり、12月12日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結びました。

AAA級 127試合 475打数 128安打 18本塁打 67打点 29四球 70三振 1盗塁 打率.269 出塁率.315 長打率.421 OPS.736

メジャー 5試合 11打数 0安打 0本塁打 0打点 1四球 3三振 0盗塁 打率.000 出塁率.083 長打率.000 OPS.083

2017年

AAA級のポータケット・レッドソックスでプレーする。

昨年はオルモス選手もポータケット・レッドソックスでプレーをしました。

同郷で昨年のチームメイト・・・ やはり偶然ではなく、ロッテが選手の精神面とかを考慮してのことかもしれませんね。

11月6日にFAとなり、1月10日にロッテへの加入が決まりました

AAA級 116試合 424打数 112安打 16本塁打 67打点 19四球 68三振 3盗塁 打率.264 出塁率.295 長打率.425 OPS.719


AAA級通算 570試合 2113打数 558安打 65本塁打 314打点 125四球 305三振 4盗塁 打率.264 出塁率.309 長打率.410 OPS.719

メジャー通算 362試合 1272打数 294安打 42本塁打 152打点 66四球 249三振 0盗塁 打率.231 出塁率.273 長打率.371 OPS.644

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データから見るドミンゲス選手 

昨年のデータから分析したいところですが、ここ3年間はメジャーでの出場が少ないので、2014年のデータを使います。

       BrooksBaseball.netより引用

打者側から見たコース別打率のようなので、右打者のドミンゲス選手の場合は、左側が内角右側が外角になります。

内角の方が外角よりも得意なようですね。打球方向も引っ張った打球が多いプルヒッターのようなので、内角のボールを体の回転を使ってレフト方向に引っ張るのは上手そうです。

他のデータによると、チェンジアップ系のボールは得意とする一方、スライダーやカットボールなどのブレーキングボールを苦手としています。

気になるところは、まず、ど真ん中の打率があまり高くない点、失投の甘いボールをとらえるのはあまり得意ではないのでしょうか。(パワプロ脳)

それと、外角低め近辺のボール球でのアウトが多いところ、右投手のスライダーなどのストライクゾーンから外角のボールゾーンに変化する変化球を見分けるのが得意ではないようで、ひっかけたり、空振りするケースが多いようです。

2014年にメジャーで125の三振を記録したのは、外低めのボール球を見切れないのが原因と推測されます。

ドミンゲス選手の動画!パワーが凄い!

データ通り、内角球からのホームランが多いですね

ダフィー選手が苦労したような、執拗な内角攻めには苦労しなさそうです

飛距離は凄いですね!どれも打った瞬間といった感じで。弾道が結構高めなのでマリンの風に押し戻されてしまうかもしれませんが・。・;

守備は肩がいいですねー この肩をみるとサードでの起用も見てみたくなりますね。

まとめ

メジャーで1シーズン20本超えを記録したこともあり、その長打力には期待がかかります。

しかし、この3年間はメジャーでまともに出場しておらず、AAA級でもずば抜けたような成績は残していません。

メインポジションはサードでサードの守備評価はいいそうですが、2018年シーズンからは鈴木大地選手がサードにコンバートすることが決まっており起用法は謎です。

ドミンゲス選手をファーストにまわすのか、それとも鈴木選手をセカンドに戻すのか、個人的にはサードの守備型の選手ではなく、ファースト専門でももう少し打撃が期待できる選手の方がよかったんではないかと思ってしまいます。

でも元ドラフト1位なので持ってるポテンシャルには期待したいですね!日本で何かをつかんで覚醒してくれたら、規格外の活躍をしてくれるかも。

スタメンで出るのなら.250の20本ぐらいは打ってほしいところですね

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