野球の試合の観戦中に、ファールボールやホームランボールを捕った経験はありますか?
私はたまに試合観戦に行くのですが、ファールボールが直撃した経験はあっても、ボールをゲットできたことは一度もありません ( ノД`)シクシク…
隣の人がキャッチしてたことは何回かあったんですけどね・・・w
選手たちが、実際にプレーで使ったボールをGETできれば、試合観戦の思い出の品になりますし嬉しいですよね!
しかし、ここで気になったのが、ホームランボールがもらえるのは知っているけれども、ファールボールはもらえるのか?
また、プロではもらえるとしても、高校野球やメジャーではどうなっているのだろうかということです。
ということで今回は、野球の試合中にスタンドに飛び込んだファールボールはもらうことができるのかというのを調べていきたいと思います。
目次
プロ野球のファールボールはもらえる
プロ野球ではホームランボールをもらうことができます。
なので、観客たちが奪い合うように飛んできたボールに群がっていますよね。
フライで3アウトになったりすると、捕った選手が観客に向けて投げてあげてるのもよく見ます。
昔は、球場によってもらえないところなどがあったそうですが、今はどこの球場でももらうことができます。
ちなみに、二軍戦や教育リーグでは回収されそうです。
メジャーでももらえる
メジャーリーグでも、もちろんファールボールはもらうことができます。
それに向こうでは、選手が使っているバットも、観客席に入ってしまったら観客にプレゼントするというのが文化としてあります。
WBCの練習試合をドジャースとアメリカで行った際に、鈴木誠也選手がうっかりバットを投げてしまい観客席に飛び込んでしまうということがありました。
この文化を知らなかった日本のコーチが観客にバットの返却を求めたら、球場全体の観客から大ブーイングが起きてしまいました。
結局、しばらくした後に、この文化のことを理解した日本ベンチは、観客にバットをプレゼントし直して、事なきを得たそうです。
インプレーのボールに触れたら即退場!
いくら、ボールが欲しいからといっても、インプレーのボールに手を出してはいけません。
メジャーでは、そこのところには非常に厳しく、ファールフライになりそうなボールやフェアのボールに触れると即退場させられます。
イチロー選手のものまねで有名な、お笑い芸人のニッチロー’さんは、メジャーリーグの試合を観戦した際に、フェアのボールを観客席から乗り出して捕ってしまい警備員に連行されてしまいました。
しかし、本来は退場となるところを、イチロー選手のものまね芸人ということで、注意だけで退場は免れたそうです。
この動画の1:00あたりから、警備員に連行されるところを見ることができます。
悪気はなく、フェアだとは気づかずに捕ってしまったようですね。
やってはいけないことなんですが、ユニフォーム来て物真似までばっちりしていて笑えますねw
皆さんもグラウンドシートに座った際は、フェアのボールに手を出したり、選手が観客席に乗り出して捕ろうとしているファールフライを上から捕ったりしないように気をつけてください。
高校野球・甲子園はもらえる?もらえない?
プロの野球だとお金もたくさん持っていますし、商売なので、ファンサービスのためにファールボールを贈呈するというのは納得がいきますよね。
しかし、高校野球はあくまで、商売が主ではなく、学生が日頃の練習の成果を出す場です。
もらえないで回収されるのでは?と思いますよね。
しかし、甲子園で行われる高校野球の全国大会ではファールボールがもらえます!
少し意外ですよね。
もらえるようになったのは2002年からだそうですね。
それ以前は、捕った観客のもとに係員が回収しに行っていました。
高校野球連盟の方によると、甲子園の舞台で選手たちがプレーに使ったボールを小さな子供が捕ることによって、その子供たちに甲子園を目指して野球を頑張ってくれたらという思いがあるからだそうです。
あと、地方大会では回収されるそうです。(例外あるかも?)
ちなみに、ホームランボールはもらえない
高校野球の甲子園では、ファールボールはもらえる一方、ホームランボールはもらえないそうです。
打った選手たちにとって甲子園の舞台で打ったホームランボールは一生の思い出になります。
なので、ホームランボールは、打った選手に記念として渡されるそうです。
もし、甲子園で高校野球を観戦していて、ホームランボールをキャッチ出来たら、ちゃんと係員の方に返却してあげてくださいね!
まとめ
プロの試合のファールボールがもらえるというのは知っていましたが、高校野球でももらえるというのは意外でしたね。
観戦に行ったときは、ぜひGETしたいですよねー。
でも、プロのファールフライはかなりのスピードで飛んでくるときもありますし、ボールも石のように硬くて当たると非常に危険です。
なので、ファールフライを捕りたいという方は、グローブを持っていくことをお勧めします。