皆さん皆既日食って知っていますか?
皆既日食とは地球から太陽を見たときに、太陽が月と完全に重なって見えなくなってしまう現象のことをいいます。
太陽が隠れてしまうわけですから、昼間でも夜のようになってしまい、一部の大きな明るい星は見ることができるそうです。
もちろん日常的にみられるものではなく世界全体でも数年に1度、1つの国に限ると数十年に1度ほどしか見ることができません。
今回は、そんな奇跡的な自然現象の皆既日食が、次にいつ日本で見ることができるのかなどを紹介していきます。
皆既日食の原理
先ほども書いたように皆既日食とは、月が太陽を完全に隠すことによっておきます。
天球上の太陽の通り道を黄道といい、月の通り道を白道といいます。白道と黄道は5度8分傾いていて、1年のうち天球上で交わるのは2回だけです。
この時に月が近くで新月となった場合に日食が起きます。
しかし、皆既日食がおきても観測できるのは、狭い範囲になります。観測場所からすこし外れた場所では、部分日食という一部分のみが月によって太陽が隠される現象が見れます。
また、月の軌道は楕円状になっているため、地球と太陽の距離は変化します。
月が地球から離れているときに日食が起きると、月と太陽がぴったり重なっても太陽が完全には隠れず、月のまわりにドーナツ状に太陽光が漏れて見える場合があります。これを金環日食といいます。
日本で皆既日食が起こる日
日本で皆既日食が見れる日はずばり・・・
2035年9月2日です!!
時間帯は10時ぐらいだそうです。
こうやって日にちや時間までぴったりわかるなんて科学って凄いですねー(驚愕)
ちなみに日本全体で見れるわけではなく、北関東や北陸などで千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、長野、新潟、富山、石川で見れます。(紹介した県の全土でみれるわけではありません。)
東京は少し欠けた部分日食になってしまうようですね・・・
是非ともその時には見に行きたいですねー
金環日食、部分日食は日本でいつ見れる?
日本で見れる皆既日食って2035年かよ、そんなに待てない!!日食を早く見たい!!という方、金環日食、部分日食はもっと早く見ることができます!!
次に見れる金環日食はずばり・・・
2030年6月1日
遠いですね・。・; しかも北海道でしか見れないそうです。。。
部分日食は・・・
2019年1月6日
こちらは日本全土で観測可能だそうです。こちらを楽しみに待ちましょう!!
海外で起こる皆既日食
いや、私は皆既日食が見たいんだーという方、海外なら見ることは可能ですよ。
2019年7月2日 チリ アルゼンチン
地球の反対側ですね。ですが1年後に見ることができますよ。どうしてもすぐに見たい方、誰かに見せてあげたい方は行ってみたらどうでしょうか。
まとめ
ここまで散々と日食の見れる場所や日時を紹介しましたが、太陽が隠れてしまうほどの分厚い雲が覆ってしまうと日食は観測することができません。
薄い雲の場合だと雲越しに観測することが可能だそうです。
せっかく見に行ったのに曇りや雨で見れなかったってことは避けたいですね。天気予報を確認してから出かけたいところですが、見れるかどうかの天候は神のみぞ知るっていうことでしょうか。